GA4データを用いてデータ分析を行うことができる「カスタム分析」機能に『フォーム誘導』分析が追加されました。
<aside> 💡 カスタム分析のご利用にはGA4の連携が必要です。連携方法はこちらをご確認ください。 🔗GA4連携方法
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この機能では、サイト内の各ページを閲覧後、どれくらいのユーザーがフォームに遷移しているかを確認することができます。
問い合わせフォームや、ECサイトのカートページなどをGA4のイベントとして設定することで、サイト内の各ページから目的のフォームへの遷移数・遷移率を確認することができます。
これにより、フォーム誘導率に課題のあるページを発見し、コンバージョンに至る数を最大化するための改善アクションを検討することができるようになります。
AIアナリストでは、ユニバーサルアナリティクス(UA:旧GA)データを用いたフォーム誘導レポートを提供していましたが、今回のアップデートにより、GA4データでもフォーム誘導分析を作成することが可能となりました。
レポート画面には、サイト全体でのフォームへの誘導率(到達率)と、各ページ毎のフォーム誘導率が表示されます。
あるページについて、一定の訪問数を獲得しているにも関わらず、フォーム誘導率がサイト全体の誘導率よりも低い場合、 そのページの誘導率をサイト全体の水準まで引き上げることができれば、サイト全体のフォーム誘導数をより増やすことができ、CVの増加に繋がりやすくなります。
また、分析期間内にフォームへの遷移が1件も発生しなかったページはレポートに表示されないため、訪問数が多いのにフォーム誘導が不十分なページに対して、改善アクションを検討することもできます。
CVに直結するフォームへの誘導を強化することはサイト改善の中で優先的に行うべき施策であり、「フォーム誘導」はその対象ページを発見するためのレポートといえます。
フォーム誘導分析を行うためには、GA4の連携と、CVイベント・フォーム到達イベントの設定が必要です。